看護師が2年目に転職するのは危険?後悔せずに成功させる6つのポイント

看護師とドクター

看護師さんは、1年目でも転職される方が多いです。2年目になると、より多くの看護師さんが職場を変わりたいなどの思いが生じると聞きます。1年目では存在しなかった理由も加わり、また必ずしもネガティブな理由だけではなく、違う場所を求める気持ちが生まれやすい時期ともいえるでしょう。

「そんな年数でやめてはいけない」という意見もありますが、看護師さんには誰でも持っているものではない、資格という強力な味方がついています。そして転職において後悔せずに成功に持っていくためのさまざまなポイントがあるのです。今回は2年目看護師さんの転職について、そのリスクや成功するための方法をわかりやすくご紹介します。

多くの看護師が2年目転職を検討

希望に溢れる看護師

2年目は、それまでとは異なった新たな悩み出てくる時期です。また、仕事の中で新たに興味が持てるジャンルを見つけるなどの、ポジティブな意味合いの転職を考えるひとも出てきます。

実際、少しネット情報を探してみただけでも、本当にたくさんのそのようなみなさんの声が上がっていることがわかります。2年目ならではの悩みがトリガーとなって、次の働き場所を求めるひとたちが多いのです。

2年目でもまともに転職できる?

指を立てる看護師

2年目のひとで職場を移りたいという思いが芽生えた時にもっとも心配なのは、「2年目は転職ということにとって、良い時期なのかどうか」ということです。成功する可能性は充分あるので、ポジティブに考えていきましょう。

看護師という職種の場合はそれが2年目でも、次の働き先を探すのに苦労することはないのです。実際に大満足の結果を得たというひとはたくさんいます。経験が少なくても大丈夫である裏付けは、何といっても資格を保有していることです。

多くの病院が人材不足という課題を抱えています。たとえ経験に乏しい場合でも、入職できることが多々あります。ちなみに、2年目のみなさんは資格という名のアドバンテージを持っていますので、あまり引け目を感じることのないようにしましょう。

選択肢が減るおそれ

上記のように転職先探しで大きく苦労することは少ないでしょう。しかし、選択肢は減り、全般的には難易度が上がる傾向は否めません。

3年目以降のみなさんと比べた場合には、応募できる案件も、決まりやすさも多少なりとも異なってきます。2年目とはいえ、経験はまだまだ充分とはいえないひとたちが多いはずです。

少人数で運営されている施設では、後輩を育成する余裕がなかったり、即戦力になるひとしか採用しなかったりするケースがあります。また、訪問看護などの高いスキルと充分な経験が欠かせない職場への転職も難しいと考えておきましょう。

どこの転職先でも、やはりそのひとが2年目でやめたという印象は、決して有利ではありません。面接などでまずほとんどの場合に、理由を確認されます。このひとを採用しても、またすぐに辞めるかもしれないなどと考えられてしまうケースが多いです。

1年目で転職をすることと比較すると、それよりは少しはましかもしれません。とはいえ、やはりもっと年数をこなしているひとたちと比べると不利になるでしょう。

逆に3年続けた後であれば「スキル」「忍耐力」を認めてもらえます。競争率が高い人気のある施設に採用されることも夢ではありません。

将来的に不利になるおそれ

転職後に、そこから長く勤めればいいのですが、そこでまた同じ思いが芽生えたときには少々厄介です。なぜなら、職場に入ってから短い期間内に職を変えていると、この人はなかなかおなじところで働き続けるのが難しい人だと評価されかねないからです。

看護師さんは転職回数が多くても就職先がないということはありません。しかし心から行きたい病院ができた時に、そのせいで厳しくなるおそれは否めません。決断の前にもう一度考えましょう。冷静なことをいえば、2年目という時期での転職は、どなたに対しても絶対の確信を持っておすすめすることはできません。

無理して体や心を壊すまで耐える必要はありませんが、もう少しばかり頑張れば道が開ける可能性があります。特に、2年目だからこそ、先々のビジョン、つまり自分が将来においてどうありたいかを考えてみましょう。

看護師として1年以上経験を積んできたからこそ、見えてきた将来像があるでしょう。

ちなみに、1年目の看護師さんはどんな理由で転職を考えるのでしょうか?それはこちらの記事を読めば理解できますよ!

医療分野を辞めたい場合

悩む看護師

そもそも全然別の業界に移ったほうがよいのではと考えるひとは、簡単に決意せずに現在の仕事の中で今の悩みを解決できる場所はないかを考えてみましょう。

ほかの業界の仕事にも当然悩みや苦しみはあります。また、せっかく持っている資格も経験も活かせないので、条件面では落ちることが多いです。そのため、ともかく資格を活かすことができる仕事を探すことを考えましょう。

人間関係は場所や環境が変わってしまえば根底から変わります。せっかく取得するまでに一所懸命勉強し、何年もかけて取った資格を大切にしましょう。そのためには相談できるひとが必要です。

相談相手をまず作る

看護師として経験が浅いかたは、転職していいのか、あるいはするにしてもどこがよいのかまったくわからないでしょう。

そのため、誰か信頼できて経験豊富なかたに相談することをおすすめします。ただ場の同僚や上司などへの転職の相談は絶対にしないようにしましょう。

引き止められる可能性や仲のいい同期であっても、他の人に漏らしてしまうおそれがあるのです。

そのため、完全に決意する時までは仲が良かろうが信頼できようが、職場の中では一切秘密にしておきましょう。とはいえほかで、なかなかそのような相談を持ちかけることができるひとがいない、というかたも多いかもしれません。

そういう場合はぜひ看護師転職サイトを利用しましょう。人気の看護師転職サイトを特集した記事はこちらですよ!

2年目転職を後悔せずに成功させる6つのポイント

患者と看護師

2年目でも看護師さんは充分転職先を見つけることは可能ですが。しかしながら、2年目ゆえに気をつけたい部分もいろいろとあります。ここでは「後悔せずに成功させる6つのポイント」としてご紹介しておきましょう。

ちなみに転職サイトで担当アドバイザーと連携を取りながら活動を進めれば、できるだけ失敗をしないようにサポートしてくれます。そのうえで、成功の可能性を増やすためにも、ご自身でもきちんと理解しておくほう賢明です。

ポイント1:退職の明確な理由を用意

採用担当者から見れば、2年目で転職してくる方に対してはどうして2年目で、というところが気になります。採用したとしてもすぐにまた去っていかないかをおそれるのです。

やめた理由が仕事がハードであるとか人間関係の問題であっても、それをいってしまうとなかなか採用には結びつきません。そのためできるだけ前向きな退職理由を用意することが望まれます。

「これまでの1年半ほどの職場での経験を通して、とても興味を惹かれ始めた分野があります。そこに特に強い職場でこれからの経験を積みたいと考えて、転職を決意しました」

このような前向きな退職理由が好ましいです。転職サイトの担当アドバイザーに相談すれば例のような好ましい退職理由を一緒に考えてくれますので気軽に頼りましょう。

ポイント2:転職先に求めるものをはっきりさせておくこと

2年目になると、この仕事がどういうものかという本質的な部分も、いろいろとわかってきたでしょう。新卒で就職先を探していた頃とはまた違った視野や価値観、人生観が育まれているはずです。次なる職場に求めるものをはっきりさせておきましょう。

ここで、いまの職場から逃げるためにどこでもいいからというように働き場所を決めてしまうと、どこまでいっても同じような悩みから解放されなくなる可能性が高いのです。

ポイント3:看護師としての将来のことも想定

余裕があるひとは、将来自分はどのようになっていたいのかというビジョンをしっかりイメージしましょう。1年以上その仕事を続けてきたのだから、その経験を通して、何らかの興味のあることやなりたい将来像が見えてきている場合多いのではないでしょうか。

そしてビジョンとして描けた将来像に辿り着くためには、これからどんな場所でどのような経験を重ねていくのが望ましいのかを真剣に考えてみましょう。また将来の結婚や、その後の出産などの家庭を築いていくことを想定した時に、どのような職場がいいのかも合わせて考えておくと、失敗を避けやすくなります。

とはいえ、自分ひとりだけで考えることなかなか難しいのもたしかです。転職サイトの担当アドバイザーさんなどに率直な気持ちを伝えて、助言をもらいながら考えてみるのも良い方法です。

ポイント4:スキル以上の職場での注意点

2年目になると1年目での転職よりは、選択肢が広がります。しかし、看護師としての経験やそれなりに高度なスキルが求められることもあるのです。

もし積極的に後輩の育成を行わない職場に入ってしまうと、できない自分がもっとも辛くなります。特に夜勤が少なくて給料がよいなどから、次のような職場に人気が集まります。しかしスキルにまだ自信が持てないかたは注意しましょう。

  • リハビリテーション病棟:看護技術がまなかなか身につきにくいので、将来一般病院に転職するときに苦労する
  • クリニック:スタッフの絶対数が少なく、新人にとって充分な指導をしてもらえないうえに高いスキルが求められる
  • 訪問看護・介護施設:たった1人でさまざまな状況判断することを迫られる局面が多く、スキル・経験不足で苦労する

これらの職場は、もし入職できたとしてもはじめは苦労するおそれがあります。あらかじめ転職サイトで担当アドバイザーに相談しておき、そうなってから「スキルがない」ことに苦しまないようにましょう。

前述のような職場が必ずしも、スキルに自信のない人にとって不向きというわけではありません。本人が興味があるのなら、その中でも教育体制が充実している職場を選べばよいのです。

ポイント5:教育制度が充実している職場をロックオン

2年目という時期はどちらかといえば、中途半端なのかもしれません。つまり、新たな職場においても教育を受けないと戦力にならず、また辛くなります。そのため、前述のように新たな職場においても後輩を育てる体制がしっかりしている職場を探すことが重要です。

転職サイトの担当者にお願いして、充実した教育制度が期待できる職場を条件に選定してもらうか、同じ業種の知り合いに内情に詳しそうなひとがいれば、話を聞くようにしましょう。

ポイント6:次が決まるまで絶対にやめない

よくある例ですが、退職を決めて職場で周囲に伝えた後、あるいは退職した後に転職活動を開始するようなタイプです。2年目は経済的な余裕があまりない人もいるはずです。

その中でやめてしまうと経済的に苦労し、理想を追えずに妥協したかたちの職探しに陥ってしまうケースがあります。とりわけ寮などで暮らしているかたは、仕事が変わると出ていかないといけないため、そこでも経済的に大変です。そのため、必ず次に働く場所が確定してから、現在の職場をやめるようにしましょう。

2年目看護師のFAQ

前向きな看護師

ここでは、2年目で転職したい看護師さんからよく尋ねられる質問と、回答も合わせてご紹介していきたいと思います。

自分が去ることで迷惑がかかる?

2年目になると、ある程度っおでも信頼されて、任されることも増えます。人間関係も構築されてくるでしょう。自分が去れば迷惑をかけてしまうのではと、心配な方も多いのではないでしょうか。実際、迷惑がかからないということはありません

しかし、心配しなくてもそこはなんとか回ります。2年目の看護師さん去っただけで現場が機能しなくなるようであれば、それはもはやそのひとのせいではありません。そんな脆弱な体制にしてきた施設のほうの落ち度です。

そのため、自分が去ってしまった後のことよりも、自分のことを最優先に考えましょう。もし病院のためを思うなら、転職が決まったときに一刻も早くその旨を表明しておくのが賢明です。

もっと年数を経験したほうが有利?

やはり経験を積めば積むほど、選べる仕事の幅は広がります。

求人によっては現場経験◯年以上などといった条件があって、応募できないこともあります。経験は長いに越したことはありません。ただし、年数が長くなるにつれて戦力として頼られているので、引き留めが強くなる傾向にあります。

第二新卒ってなんですか?

厳密な定義はありませんが、学校を卒業してから3年目までひとを指すことが多いです。

新卒よりも最低限の経験はありつつも、まだまだフレッシャーズのようにどんどん新しいことを身につけていく人材と、考えられることが多いでしょう。

円満にやめることができるか不安

転職サイト経由で転職を考えている場合、退職を伝える段階でのアドバイス・手続きまで、あなたにあったサポートをしてくれるので安心です。

しかし、転職サイトを活用しないというかたは、最低限以下のポイントを守れば失敗しにくいです。

  • 決めるまで周囲に言わない
  • 最初は上司にだけ伝える
  • 引き留めにあっても絶対に意思を曲げない

特に3つ目のポイントが大切で、人によっては考えを戻してしまうケースもあります。上司や同僚の説得にあえば、心が揺れてしまいがちです。

しかし結局退職しない場合は、そのあとにまた同じ気持ちになった時に切り出しにくくなります。確実に退職を決めるまでは、一切誰にも伝えてはなりません。

まとめ

カルテを持つ看護師

2年目看護師さんの転職について、そこにどんなリスクがあるのか、後悔せずに成功させるにはどうすればよいのかを、さまざまな角度からご紹介しました。繰り返しになりますが、資格を持っていることを誇りに思っていただき、よく考えた抜いた上での決断であれば、後悔しない転職ができるのではないでしょうか。

ただし、ここでご紹介したような不利な面もあるので、それを認識しながら転職サイトも活用しつつ、前向きな戦略を組んで転職に挑んでください。「次は必ず自分にマッチした就職先を探したい!」という高いモチベーションがあれば、転職活動が成功する可能性が高くなります。今回の記事を参考にしていただき、満足のいく転職を行いましょう。

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