社会人になって辛い6つのこと、そしてその対処法

学生から社会人へ。学生時代とは一変して何もかもが変わってしまいます。そんな中、「社会人が辛い」「学生時代」に戻りたいと思う人も少なくないのではないでしょうか。社会人になって辛いと感じている人の悩みに多いのは、社内での人間関係、仕事をミスして痛感するスキル不足、日々の多い仕事量によるキャパオーバー、逆に業務量が少なくて不安、生活リズムの変化、人と比較してしまう事が挙げられます。辛いと思う気持ちが大きくなればなるほど、仕事に行きたくない、仕事を辞めたいと思い詰めてしまい、体調を崩してしまう可能性もあります。

この記事では、社会人になって辛く感じる6つのことと、その対処法をご紹介します。

社会人になって辛い「人間関係」

社会人になって辛いことで最も多いのが「人間関係」。心理学者のアドラーが「すべての悩みは対人関係」と提唱するほど、人間関係の悩みを抱える人は多いのです。新卒社員も同様です。学生時代とは違い、社会に出れば、年代の違う多くの人と関わっていかなければなりません。ましてや、上司や先輩からのパワハラ・セクハラなどは深刻な問題として取り上げられるほどです。また、会社全体の雰囲気が悪く良い人間関係が構築できないというケースもあるようです。「合わなければ付き合わなければ良い」は学生時代のこと、社会人になれば嫌でも協働していかなければなりません。そのため、人間関係で悩みを持つ人が多いのです。

「人間関係」が辛い時の対処法

人間関係の悩みを持ったら、まずは一人で悩まず他人に相談してみましょう。その時、「相談しやすい人」一人ではなく複数人に相談してみます。一人に相談すると意見が偏ってしまうため、あらゆる角度からの意見を求める事が大切なのです。その中には、厳しい意見を言う人もいるでしょう。しかし、様々な意見に耳を傾ける事で、抱えている問題を「俯瞰的視点」で見る事ができるのです。自分の感情を抜きにした客観的な視点で見られるようになれば、相手の立場に立って見る事ができます。

先輩や上司が厳しいのはなぜか、高圧的な態度を示すのか、原因を考えてみるきっかけになります。先輩や上司も感情を持った人間です。欠点や劣等感も持ち合わせ、ストレスを抱えていない訳ではありません。それを意識して接する態度を変えてみたら、相手も変わる可能性が充分あります。もし、それでも難しいようであればアドラーのいう「肯定的なあきらめ」を実践してみましょう。上司や先輩の理不尽な感情は、上司や先輩自らが処理する事で、あなたの課題ではないのです。自分に与えられた仕事をこなすまでです。他人の課題には介入せず、自分の課題を責任持って取り組む姿勢を持つようにする事で、気持ちの持ちようも変わってきます。
セクハラやパワハラには、社内の相談窓口が設置されてる会社が多くなってきているため、そちらを利用することもオススメです。

社会人になって辛い「能力不足」

社会人になれば、なれない仕事が多いこともあり、ミスしてしまったり、仕事の覚えが遅かったり、成績が伸びないなどの原因から能力不足だと自己嫌悪に陥り、辛さを感じてしまう人もいるのではないでしょうか。

「能力不足」が辛い時の対処法

率直に言うと、自分の能力不足、スキル不足で自己嫌悪に陥る必要はありません。なぜなら、会社は「スキル不足・能力不足」で不要な人間とは位置付けてはいません。社会人になったばかりの新人に対し、スキル不足や能力不足は想定内。ゆくゆく、会社の戦力になって行けば良いのです。
しかし、少しでも能力不足やスキル不足を解消したいと考えたら、自分は何が不得意かを整理し、細かく書き出してみましょう。自分に足りない部分を細分化する事で、「何をすべきか」がわかるようになります。少しずつでも自分に足りない部分を補っていくようにしましょう。

社会人になって辛い「キャパオーバー」

日々の仕事量が影響してキャパオーバーとなり、「仕事のことを考えると気が沈む」「忙し過ぎて暇がない」という状態に陥ってしまう人もいるのではないでしょうか。社会人になって仕事の容量をまだ得ていない、知識不足によるキャパオーバーの場合もありますが、人手不足や、周囲に助けを求められない組織体制の問題もあり得ます。

「キャパオーバー」が辛い時の対処法

キャパオーバーの状態が継続的に続くとストレスを溜め、体調不良を引き起こしてしまう可能性があります。キャパオーバーになったら、まず気分転換になる休息を意識的に取り入れましょう。例えば、業務の合間にコーヒータイムを入れたりなどが効果的です。少し気分転換をするだけで集中力も回復するため、仕事を進めやすくなります。
また、自分次第で解決できないこともあります。そういう場合は、上司や先輩に相談してみましょう。自分がどれだけ多くのタスクを抱えているか、どれくらいの時間を要しているかを整理してから相談するとスムーズで、上司や先輩も対応しやすくなります。

社会人になって辛い「業務量が少ない」

キャパオーバーになる業務量とは逆に、業務量が少なすぎて仕事が辛く感じるケースもあります。与えられた仕事はあっという間に終わり、他にやる事がなく時間だけが過ぎていく毎日を送り、やる気を無くすだけでなく、将来も不安になり、仕事が辛くなってしまうのです。

「業務量が少ない」が辛い時の対処法

業務量が少ないと感じたら、先輩や上司に「何か出来ることはありませんか?」と指示をあおいでみましょう。仕事に意欲的な姿勢を見せれば、仕事を振ってもらいやすくなります。また、日頃周りとのコミュニケーションを取るようにしましょう。ランチを一緒に行ったり、コーヒーブレイクを一緒にしてみたり、そのようにして気軽に仕事を振ってもらえる可能性が出てきます。

社会人になって辛い「生活リズム」

社会人になると遅刻は厳禁。そのため、夜更かしなどの不規則な生活は出来にくくなります。フレックスタイムを導入している企業もありますが、多くの会社は出勤時間と退社時間が決まっています。そのため、自分も会社のリズムに合わせなければなりませんが、身についた生活習慣がなかなか直せず、朝起きられないなど、苦労をしている人も多いのではないでしょうか。

「生活リズム」が辛い時の対処法

早起きが辛い場合は、カーテンを少し開けて日の光が入るようにして起きましょう。人間は朝日の光に当たると「セロトニン」が脳内に分泌します。セロトニンは体内時計をリセットし、やる気や活動力をアップさせてくれる働きがあります。また、生活リズムを改善したい場合は、食生活を見直すことも効果的だと言われています。朝日を浴び、朝食をしっかり取ることで、生活リズムが改善傾向に向かいます。

社会人になって辛い「他人と比較」

社会人になってから「仕事がデキる人と比べられる」という悩みを持つ人も少なくありません。劣等感やプレッシャーを感じ辛いと思ってしまうのです。ましてや、ネガティブな考えから、人とのコミュニケーションに支障をきたし、仕事にも影響する可能性もあります。

「他人との比較」が辛い時の対処法

人のものさしで自分を測ることをせず、自分は「他人と比較しない」ことが解決の糸口となります。人には得意不得意があり、必ず自分が得意とする分野が見つかります。そのために、「自分の強みを活かしていく方法を探すのです。また、長い目で見ることも大切です。1日や1週間単位ではなく、1年後など数年後単位で「自分がどのくらい成長したか」を測るようにしましょう。そうすれば、他人と比較せず、自分に自信を持って仕事に取り組むことが出来てくるでしょう。

まとめ

社会人になって辛いこともたくさんあると思います。しかし、辛いことばかりではありません。社会人になることで価値観や視野が広がっていき、自分自身の急成長につなげることが出来るのです。また、学生時代と違い、様々なことにもチャレンジでき、今まで知らなかった自分の特技を見つけるきっかけにもなります。自分の能力を見つける、生きがいを見つけるなど、お金とは別の目的を見つければ、社会人生活の楽しみも見出すことができるでしょう。